【迷子猫】16歳の高齢猫を無事保護へ【ペット探偵】
こんにちはペット探偵ペットヘルプのイブキです。
創業23年、総依頼数500件超⤴︎
今回は迷子猫の捜索【キー坊】について執筆していきます。
読者さんへの前置きメッセージ
順番に解説していきます。
結論
2020年9月17日引き戸の(横にスライド)玄関から自分で開けて脱走。10月8日、約3週間で200メートル先で無事保護へ
迷子猫になった理由
『2020年9月17日引き戸の玄関から自分で開けて脱走』
迷子猫のキー坊の気持ちとは
軽い気持ちで引き戸を開けて、冒険したのだと思います。
また、周りにはネズミが多く、ネズミを追いかけて軒下の空いている穴に入って、入ったはいいけれど、ちょうど入った軒下の住人がその時に帰ってきたのもあり、上手くタイミングが重なり合い、出れなくなったのだと思います。
捜索する前に
猫の年齢を人の年齢に例えると
— イブキ@ペット探偵ペットヘルプ (@PET__HELP) September 14, 2020
🐈6ヶ月→🙋→14歳
🐈1歳→🙋→16歳
🐈3歳→🙋→20歳
🐈6歳→🙋→30歳
🐈8歳→🙋→40歳
🐈9歳→🙋→50歳
🐈10歳→🙋→60歳
🐈13歳→🙋→70歳
🐈16歳→🙋→80歳
🐈20歳→🙋→90歳
だいたいこんな感じです^._.^
迷子猫のキー坊はオスで16歳と高齢猫でした。
猫の年齢が16歳で、人間で例えると約80歳です。
つまり、かなりの高齢猫と言えます。
次に、簡単に言うと【どこにいるか絞った】
まずは、飼い主さんに迷子猫のキー坊について聞き取りをして、脱走場所から猫目線になりどこにいったのかなど、想像しながら予測していきました。
飼い主さんによると、依頼される3日前に脱走場所から、目の前の古い木造住宅の軒下から「ニャー」と2、3回聞こえたという情報から、そこの軒下にいる可能性が高いと判断し軒下を中心に捜索することにしました。
どのように探していったか
軒下はとても広く死角が多くてなかなか全てを見ることは出来ず困難でした。
赤枠で囲った所をまずは徹底的に探しました。
青色になっている所は、脱走場所から目の前の木造建築の軒下になります。
青色部分は全て軒下で繋がっていました。
軒下には、壁に猫が入れるくらいのスペースが空いていて、そこから入ったと思われます。
ひたすらライトを照らしもぐったり、のぞいたり、耳を澄ませながら必死に探していました。
動物用トレイルカメラを通路に2つ、捕獲機と穴に一つ、合計4台仕掛けました。
捕獲機は飼い主さんが借りていた1台と私達の1台を仕掛けて合計2台を仕掛けていきました。
万全な状態にしましたが、写っているのはネズミと他の猫だけでした。
これはこのような所を探したという一部を写真で紹介します↓
これは、探した所の一部分ですが、軒下やこのような写真で写っている、人なんか入れないような所も潜り込むように入り徹底的に本気で探しました。
正直に言うと、本当に入り組んだ場所で、入ったり見たり探すのがものすごい困難でした。ネズミが目の前を通りすぎ木の裏をみたらネズミがビックリしてジャンプしてきたり、寝そべって狭い穴に顔を突っ込んでいたら背中にゴキブリが入ってきたり辛い部分もありました。
無事に保護
依頼されて私達が探したときは見つからずでしたが、それで終わりではなく、アドバイスをしサポートをし続けていました。
依頼で捜索が終わってから3日後に
飼い主さんキー坊がいると思われる軒下の住人が、少し家を空けるそうで「バルサン」をやると、心配で不安だ。。
飼い主さんから電話で聞きました。
私がアドバイスしたことは
「バルサン」の匂いは嫌で軒下から生きようと必死に脱出すると思います。動きが出てくると思います。
とアドバイスをしました。
そしたら、約200メートル先にごはんを食べに来ていると情報が入りました。
これは、生きようと必死に脱出しパニックになりながらも、ごはんの匂いに辿り着き、チラシを貼っていたからこそ情報が入ったのだと思います。
親切な方が情報をくださり、そこで無事に保護となりました。
まとめ
16歳と高齢猫で、死んじゃっているんじゃないかなとか、探しながら聞き込みをしている時にネガティブな事も言われたりもしましたが、飼い主さんと私達は、決して最後まで諦めませんでした。
キー坊も必死に生きようとしていたからこそ、無事保護に繋がったのだと思います。
本当に無事に保護出来て良かったです。
迷子ペットを探している飼い主さんは絶対に諦めないでください。
必ずどこかにいますから。愛してる家族を信じてください。私達は全力で助けます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
キー坊と飼い主さんと私。
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