【ペット探偵】2匹同時に迷子に、無事保護へ 【迷子猫】
こんにちはペット探偵ペットヘルプのイブキです。
創業23年、総依頼数500件超⤴︎
視線は誰よりも高く腰は誰よりも低く。
情熱と最後まで諦めない気持ちを持って感謝を忘れずに。
本記事を読むことで
どんな人に向けにてか?
結論
みけちゃんを10月26日、たごくんを10月27日に無事保護へ。
(みけちゃん)迷子猫の期間は3日間でした。
(たごくん)迷子猫の期間は4日間でした。
飼い主さんは毎日必死に探していて、、
妹のみけちゃんは2回程見つけてはいましたが、保護出来ずにいました。
たごくんは近所の美容室の方が脱走した日に目撃してからずっと行方不明のままでした。
そんな状況での捜索となりました。
迷子猫になった理由
『2020年10月24日アパートの2階のベランダの網戸を妹のみけちゃんがこじ開けてから、ベランダ手すりから降りて脱走し2匹が同時に迷子猫へ』
捜索する前に
簡単に言うと【どこにいるか絞った】
まずは飼い主さんに、迷子猫のたごくんとみけちゃんについて聞き取りをして、脱走した場所のベランダと家の周りや目撃した場所を見させてもらいました。
脱走場所を見ると、アパートの2階だけれど猫にとっては降りれるような台があったので余裕だと思います。
住宅街で家と家の間がとても狭くて人が通れないスペースが多く、猫にとってはいろんな所に行き放題のような、入り組んだ環境でした。
ちなみに、たごくんとみけちゃんの紹介すると、
兄弟猫の兄(たごくん)と 妹(みけちゃん) 飼い主さんは保護団体から初めに兄のたごくん譲ってもらい、また1年後に産まれた妹のみけちゃんを譲ってもらったようです。
年の差がある猫の兄弟です。
迷子猫の(妹)みけちゃんの気持ちとは?
飼い主さんによると、何度か外に出ていたけれど、1日も経てばすぐに戻ってくる猫だと言っていました。
けれど3日間も帰って来なくてとても心配で不安な中で毎日必死に探していた飼い主さんでした。
ベランダの網戸をこじ開けて出たということから、外で遊びたかったのだと思います。
迷子猫の(兄)たごくんの気持ちとは?
普段はあまり外に出ないが、妹のみけちゃんが網戸をこじ開けて出たから
同時についていくように一緒に、脱走したのだと思います。
どのように発見したか
みけちゃん
捜索をしていると、みけちゃんがアパートの裏の塀の上を歩いている所を発見しました。
みけちゃんの1番好きな好物のチャオチュールをだしながら名前を呼ぶと(ニャーニャー)と何度も鳴きながら飼い主さんの元へゆっくりと近づいてきました。
3日間ほぼ何も食べていなかったため、ものすごく空腹だったのだと思います。
みけちゃんが近づいている所に、私達は常に飼い主さんに指示を出していました。
それは
もっと近づいてきたら、触れるか触れないかぐらいの距離なったらそっと手で、みけちゃんの首根っこを掴んで何があっても離さないでくださいと言いました。
飼い主さんは無事に、チュールを夢中になって食べているところを迷子猫のみけちゃんの首根っこを掴み抱きしめてお家にダッシュで戻り無事保護となりました。
たごくん
たごくんは、みけちゃん無事に保護した次の早朝に、お家から160メートル離れた場所の一軒家の裏庭にいると、連絡がありました。
そこの一軒家の方がとても親切で本当に助かりました。
たまたまペットを飼っている方で、たまたま動物病院に行ったから、動物病院にチラシを貼っていたため、そのチラシを見て連絡をくれたからという奇跡の繋がりでたどり着けました。
飼い主さんが近づいていくと、たごくんは逃げる様子もなく鳴いていてそのまま抱っこさせてくれました。
ペットヘルプがどのように探したか
何を使ったの?
おしっこの砂、チラシ、動物用トレイルカメラ、捕獲機、知識とたくさんの人目です
どのように探していったの?
写真付きでわかりやすく解説していきますね
順番に解説していきます。
初めにしたことは?
脱走場所のベランダから猫目線になりアパートの周りを徹底的にじっくりと見ながら周りました。
脱走ルートはこのような感じで降りていき脱走しました。
脱走場所の周りを徹底的にじっくり見ていたら、塀の奥を歩いているみけちゃんを発見しました。
みけちゃんは飼い主さんを見ると鳴いていました。
そこで、みけちゃんの大好きなチャオチュールを持ちながらいつものように優しく名前を呼ぶと、だんだんと近づいてきてくれました。
飼い主さんに首根っこを掴んでもらってみけちゃんはこの時に無事保護となりました。
その時の様子の動画です。↓
おしっこの砂はこのように玄関や脱走場所、目撃した場所から1メートル間隔で端に置いていきました。
おしっこの砂を撒くことで、自分のにおいでたどるように道しるべとなり帰ってくることが出来ます。
猫のマーキングをする性質を活かして、道を人間が作ってあげるようなイメージです。
捕獲機は二台設置。
捕獲機に近づいたらカメラに映るように、カメラを捕獲機のところに二個設置しました。
猫が入りやすいように壁際に置き、自分のにおいがするバスタオルなどで包みました。
他にカメラは、たごくんが目撃された方向が映るように二台設置しました。
カメラは合計4台です。
他には、通る人にはチラシや写真を見せながらどこからいなくなったかなど、説明をして見たら必ず情報が入るように
聞き込みをしながら、多くの目を使い発見出来るようにしていきました。
実際に動物病院に貼っていたチラシのおかげで無事保護に繋がりました。
飼い主さんがたごくんの写真を撮ってくれました。
実際にいたところは160メートル離れた場所にいました。
約4日間での移動距離です。
まとめ
結果的には捜索して約一日で二匹とも無事保護できました。
無事に保護出来て本当に良かったです。
飼い主さんの早い行動、たごくんの情報が入って保護できたこと、運もよく全てが上手く繋がったからこそ早期発見に繋がったと思います。
「最後まで諦めなければ必ず再会出来ます、必ずどこかにいるのですから」
最後まで読んで頂きありがとうございました。
コメント