【ペット探偵】ペットヘルプ史上最大の迷子期間を解決、約1年8ヶ月【604日間】で迷子猫ティティちゃんを無事保護することに成功【猫探偵】茨城県石岡市で動物病院から脱走

2024年11月22日

こんにちは。ペット探偵ペットヘルプのイブキです。

今回は迷子猫の捜索【ティティ】ちゃんについて執筆していきます。

本記事を読むことで

プロのペット探偵、猫探偵が迷子猫の捜索をどのようにしていって、無事保護出来たかがわかります。ペット探偵ペットヘルプのリアルをより深く、わかりやすく、写真や動画付きで解説していきます。

どんな人に向けてか

迷子ペットや迷子猫を探している飼い主さん、ペット探偵ペットヘルプについて詳しく知りたい方向けです。

⚠️【猫を探しています】⚠️ 拡散希望⚠️

日時・1月25日くらいに病院から行方不明

場所・茨城県・石岡市・三村

名前・ティティ(メス)1歳、体重2.6kg未避妊

特徴・歩き方がぎこちない

見かけたらご連絡お願いします🙌#迷子猫 #ペット探偵 #迷子ペット #拡散希望 #茨城県 #石岡市 #三村 #猫 pic.twitter.com/h7uUK2OEUA
— イブキ@ペット探偵ペットヘルプ (@PET__HELP) February 20, 2023

たくさんの拡散、ご協力本当にありがとうございました。

迷子猫ティティちゃんを無事保護へ　迷子期間は604日間

茨城県石岡市で動物病院から2023年1月25日から迷子猫だった【ティティちゃん】2024年9月20日に無事保護出来ました。

迷子期間は604日間でした。

無事保護出来た場所までは、迷子場所から直線距離で約6.7㎞離れた場所でした。

速報‼️茨城県石岡市で2023年1月25日から迷子猫だった【ティティちゃん】2024年9月20日に無事保護出来ました‼️迷子期間は約1年8ヶ月(604日間)でした。無事保護出来た場所までは、迷子場所から直線距離で約6.7km離れた場所でした。… pic.twitter.com/ChX7FgDTgU
— イブキ@ペット探偵ペットヘルプ (@PET__HELP) October 18, 2024

無事保護の投稿です↑1年を超えての大切な家族との再会が叶った事は、きっと多くの迷子ペットを探している家族の希望になったと思います。

無事保護までの経緯

迷子猫になったきっかけ

迷子猫になった場所は、茨城県石岡市にある動物病院からでした。

ティティちゃんのお家は、愛知県から連れてきていたのでとても遠方ですが、ティティちゃんの下半身が麻痺で中々よくならないからと言う事で、動物病院の先生を信じて、遠方から連れ来てみてもらうと入院が必要と言う事で動物病院に預けていました。

すると、動物病院のお庭でリハビリの最中に突然行方不明になり迷子猫になっていました。

こちらの動画は動物病院に行く前の実際の様子です。↓

少し歩いてもバランスを崩して倒れてしまうような状態でした。

動物病院の方針で、「治療の主役は飼い主さん」となっていて、薬や手術をあまりしないそうです。そのためティティちゃんには、自然の土を踏んで自然の環境を使ってリハビリをさせてあげようと動物病院のお庭にあるリハビリ場所で、お散歩させていたりしていたそうです。

実際のリハビリ場所↓

参考画像↑（モノタロウ：インターネットから引用）

実際のリハビリ場所を見ると、隙間だらけで、猫にとっては容易に出れてしまう状態でした。

動物病院の敷地内は広く、動物病院の中や外を自由にしている複数の猫や犬がノーリードで自由な状況でとても驚きました。

実際に現場で飼い主さんにヒアリングをしたり、動物病院の方へヒアリングを詳しくしていきましたが、迷子猫になった状況が不透明な部分が多く、かなり難しい状況でした。

動物病院の従業員さんによると、ティティちゃんがお庭の木陰でゆっっくり休んでいるところを見守っていたそうですが、突然いなくなってしまったという事でした。↓

飼い主さんや従業員などにヒアリングをしていて、話が合っていなかったり不透明な部分があまりにも多かったので、動物病院の獣医さんに、ティティちゃんの体の状態や当時の状況などの詳しくお話を聞きたいと何度もお願いをして、直接対面してお話を聞くことが出来ました。

獣医さんに直接お話を聞くと、信じられない発言がおおくてで驚きを隠せませんでした。

何か一つでも、少しでも目撃情報や手掛かりがないかと、徹底的に聞き込みや捜索をしていきました。周囲の住人に聞き込みをしても動物病院側がしっかりと探したりポスティングをしている様子は数軒隣のお宅までのごく僅かでした。他にも聞き込みでわかったこともたくさんありました。

迷子猫を捜索している当時から、動物病院側に問題があるので、弁護士さんに相談して法的に話し合っていくことをおすすめしていました。実際にSNS、旧Twitter、Instagramなどで、かなり炎上していましたが、何を言ってもきりがなくどうしようもありませんでした。

人は人を変えられないので、今、人間同士で争うのではなく、飼い主さんと一緒にティティちゃんが生きていることを信じて、一生懸命に出来ることを一つ一つ丁寧にしていき行動をしていきました。

一つ一つ丁寧に聞き込みをして訪ねたり、においの仕掛けやカメラの設置をしたり、チラシ貼りのお願いなど出来ることを全てしていきました。

飼い主さんにアドバイスとして、様々な事をお伝えしていましたが、その中の一つですが、かなり広い範囲の保護団体やボランティアさんにチラシを貼るお願いや渡す事でした。

発見に繋がったきっかけは、約6.7km離れた場所のお宅に、迷子猫ティティちゃんが突然現れたそうです。

そこでごはんをあげてくださった事で、毎日ティティちゃんが来るようになり、ごはんをあげてくださっていた方にとっては、ティティちゃんがまだ小さい子猫のように見えた様で、避妊して飼いたいと思ってくださったそうです。

避妊するために、保護の依頼をした依頼先が、たまたま以前に迷子猫ティティちゃんのInstagramの投稿を見てくださっていた方で、捕獲器で保護したときに、もしかしてこの子は、迷子猫ティティちゃんなのではないか？気づいてくださり発見に繋がりました。

ティティちゃんには、顔にキズがあったり黄疸があったりしてましたが、飼い主さんの献身的なケアで日に日に回復しているそうです。足もおぼつかないですが歩けているそうです。動物病院の方の心無い対応で飼い主さんはとても傷ついており、中々投稿出来なかったのですが、奇跡の再会を全国の離れ離れになっている飼い主さんに希望を届けられればと言ってくださいました。

長い月日がかかりましたが、無事に保護する事が出来て本当によかったです。たくさんのご協力本当にありがとうございました。