【実証された】迷子猫を導くテクニックで保護【有料級】
こんにちはペット探偵ペットヘルプのイブキです。
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今回は迷子猫の捜索、【オセロくん】について執筆していきます。
本記事を読むことで
どんな人に向けてか?
順番に解説していきます。
結論
2020年10月31日の朝8時〜9時の間に1階の窓と網戸を自分で開けて脱走し迷子猫へ。11月1日に無事保護へ。 11月1日の夜に自分のにおい、おしっこの砂を辿り帰って来ました。
迷子猫の期間は1日間でした。
「オセロくんが脱走してからすぐに家の裏方面でケンカの鳴き声がものすごい聞こえたようで、脱走に気づいたそうです」
実際に私達が捜索しながら聞き込みをしていたら・・・
「家の裏側付近で凄いケンカしているのが聞こえたよ」と6人の方に教えて頂きました。
半野良を飼っているおじいちゃんによると滅多にケンカはしないというのと、6人と多くの方から朝方にケンカの音を聞いたということや、脱走した時間帯などから、オセロくんが半野良の外猫とケンカしたと予測しました。
迷子猫になった理由
『2020年10月31日の朝8時~9時の間に1階の窓と網戸をオセロくんが自分でこじ開けて脱走』
捜索する前に
簡単に言うと【どこにいるか絞った】
「近くに必ずいる」
迷子猫の期間が1日でケンカしたということからどこかに隠れている、縮まっていると思いました。
まずは飼い主さんに、迷子猫のオセロくんついて聞き取りをして、脱走した場所の窓から家の周りや目撃した場所を見させてもらいました。
のどかな住宅街で家と家の間が猫専用かのような道がたくさんあり、近くには栗畑が広く広がっていて猫にとっては自然が多く自由な空間がとても多かったです。
迷子猫のオセロくんの気持ちとは?
オセロは何回か外に出たことがあり、外に行った時は家の前だけで20分や少し経てばすぐに帰って来る
脱走する前の様子を伺ったら、頻繁に外を眺めていてその眺めている先には半野良の外猫がいたようです。
窓と網戸をこじ開けて出たということから、外で遊びたかったのか半野良の外猫にケンカを売られてたのかもしれません。
私がオセロくんの気持ちをまとめて解説すると、「外に行きたかった、外猫と遊びたかった」が正解です。
けれど、その半野良の外猫とケンカをしてしまい、怖くて帰って来れなくなったのだと思います。
なぜなら
帰ってこれたオセロくんには頭に傷があり、ケンカした外猫には目に傷が出来ていて、その傷は出来たばかりの傷でエサやりのおじいちゃんに聞くと、そんな傷はなかったと言っていたのでその半野良の外猫とケンカをしたと言う事に間違いないです。
どのように発見&探した?
写真付きでわかりやすく解説していきますね
動物用トレイルカメラという、迷子猫に最適な防犯カメラで
自分のにおいがついているおしっこの砂を辿り帰ってこれているオセロくんの様子がはっきりと撮れました。
その様子がこちら↓
先日もこのようにツイートしました。
カメラはこのように置いて設置。
まずは家の近くにいると予測していたので、家の周りを徹底的にわかるように、
「多くの目を使うイメージ」です。
なぜなら、多くの目を使うことで発見率が格段にあがるからです。
飼い主さん家の周りがわかるようにおしっこの砂を置いたところと、捕獲器に近づいたらわかるように5台設置しました。
飼い主さん家の周りをまずは徹底的に探していきました。
飼い主さん家の周りは栗畑が広く広がっていて自然が多く、また古民家がほとんどで、軒下が無数にありました。
このような軒下は猫にとっては隠れ家になります。
迷子猫の多くは外の敵から身を守ろうとして、暗く狭い空間に隠れてしまいます。
なので・・・
暗く狭く見づらく潜り込まないと見れないところも、一軒一軒訪ねて許可を貰い、そのお家のお庭から、倉庫の下、車の下、軒下など可能性があるところは絶対にそこにいないとわかるまで徹底的に探していきます。
なぜ、ケンカした猫が分かったかと言うと、この子の左目がケガをしてから時間が経っていなかったからです。
オセロくんは深夜に生活音など周りが静かになったら、隠れているところから自分のおしっこの砂のにおいを辿るようにお家に帰れました。
まとめ
状況判断が上手く出来たこと、作戦通りに導くことができたこと、それが無事保護に繋がり本当に良かったです。
また、おしっこの砂で導くテクニックを撮影し見せることが出来たことも良かったです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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