猫探偵、東京都八王子市で約1カ月半ぶりにレオ君を無事保護へ【ペット探偵】

こんにちはペット探偵ペットヘルプのイブキです。

今回は迷子猫の捜索、【レオ】くんについて執筆していきます。

本記事を読むことで

迷子猫の捜索をどのようにしていって、無事保護出来たかがわかります。 ペット探偵ペットヘルプのリアルをより深く、わかりやすく写真や動画付きで解説していきます。

どんな人に向けてか

迷子ペットや迷子猫を探している飼い主さん、ペット探偵ペットヘルプについて詳しく知りたい方向けです。

順番に解説していきます。

目次

結論

2021年3月20日車から脱走し5月4日夜に無事保護へ。

(レオ)くんの迷子猫の期間は45日間。

保護してお家に帰れたレオ君と飼い主さん↓

とても幸せそうな飼い主さんとレオ君です🥰

大切な家族のレオ君のために、毎日探し回った飼い主さんとご家族に再び笑顔が戻りました。無事保護出来て本当に良かったです。

実際にクチコミを書いてくれました。

迷子猫になった理由

レオ君を動物病院に車で連れて行こうとしていて、近くのスーパーに寄って車のドアを開けた所を開いた隙に脱走してしまいました。

実際の現場↓

赤丸の場所に飼い主さんの車が停まっていて、ドアを開けた隙に赤矢印の方向へ走ってしまいました。

フェンスをくぐり抜けて赤矢印の方向へ行きました。

一度レオ君は車の下に入り込み一時停止をしたけれど、飼い主さんはフェンスでレオ君のいる所へ行けないためフェンスの向こう側にいくためにぐるーっと周って向かいましたが、もうそのときにはレオ君の姿はなかったそうです。

飼い主さんによると?

飼い主さん

動物病院に行くため、レオ君をゴルフバックに入れていたけれど暴れるから顔だけ出せるようにと少し開けていたら、そこから出ていて車のドアを開けたら飛び出してしまった…

レオ君は元々、家の庭周りだけ外に出ていた子だったそうです。

飼い主さんは、すぐに私達とは別のペット探偵さんに依頼をしていたそうです、けれど一切情報もなく姿が見れていない状況でした。

迷子猫になって一ヵ月何もない状況からスタートでした・・・

周囲の環境とは

川や山もあり、熱感知できるサーマルスコープでじっくり隅々まで捜すもハクビシンやアナグマやタヌキばかりでした。

聞き込みをしていたら山には、キツネもいると言っていました。

自然豊かな場所で住宅街あるような場所で、猫の道となる場所も多く野良猫も多い地域でした。

フリアースカウト↓熱感知で探せる道具です。

どのように捜索していったか

初めに時間をかけて細かくヒアリングをして行きます。

なぜなら・・・

迷子ペットの状況を詳しく把握する事で、今までの経験から最適な方法で捜すことができるため。

闇雲に捜すのではなく、より詳しく把握する事で効率よく捜索が出来るので発見率も全然変わってきます。

ペットヘルプがいつもやっているヒアリングとは?

例えば

迷子になってしまった原因についてなど

(これはヒアリングの一部)です。

迷子になってしまった原因によって近くにいるのか遠くなのか、その子の目的は何なのか、原因によって捜索の仕方が変わってきます。

ヒアリングを元に迷子になった周りを徹底的に捜して状況把握してから、最大限に効果を発揮できるように仕掛けをして行きます。

【有益】

今回した仕掛けとは・・・脱走した方向に、あえて置きエサをしていきカメラを設置していきました。

【既に地域の方が置きエサをしているのとは別に、余分に置きエサをするということです。】

それには理由があります。

なぜなら・・・元々地域の方がやっている置きエサを食べに来ている子はほとんど同じ子だからです。

迷子猫になった子の性格などにもよりますが、元々いる子に混ざって食べることができる場合もあれば、怖くて食べたくても食べれない子もいます、また、ケンカを仕掛けて勝ってしまう子もいたり、ケンカになり追い出されてしまうこともあります。

飼い主さんから聞いた情報と聞き込みをしていってわかった置きエサの場所は約1キロ圏内に約6~7か所あり、飼い主さんも同伴で一つ一つ丁寧に置きエサの場所にカメラを置かせてもらう協力をして行き、全ての場所にカメラを設置していくことが出来ました。

なぜ、置きエサの場所にカメラを置く必要があるか?

A.猫は生きるために食べ物を探します、他の猫の臭いや置きエサの臭いを辿り、置きエサを食べる可能性があるためです。

こんな感じに設置していきました。

24時間監視してくれるので、人間が通らないような真夜中でも捉えてくれるので一つの【目】として設置していきます。

これは、飼い主さんや置きエサをしている方からよく聞くことですが、「うちの子は(置きエサの場所)そこには行けないと思います。」「この子たちがいるから来れないよ」「ナワバリがあるでしょ?」など、言われます。これは迷子猫の性格や状況にもよりますが、迷子猫になった子は生きるために必死になります。食べないといけないのです。ゴミでも虫でも食べます。置きエサを元々食べている子がそこからいなくなった時、時間をずらして食べることが出来ます。(置きエサは猫にとってお店のようなもので人間がお腹が空いたらお店に食べに行くようなイメージです。)カメラを置くことで、いつ、どこで、何時に、どのように動いて食べているのか、何十秒と見れるだけで迷子猫がどんな状況なのか、遊んでいるのか?びくびく怯えているのか?どこに隠れて、どこから来たのか、全てがわかります。自分が突然迷子になった猫だと思い、猫の気持ちを考えてみるといろんなことが見えてきます。なので、いろんな可能性を考えてカメラを置いていきます。

これは犬の散歩をしている方への聞き込みをしている様子です。

【また、他のペット探偵さんが捜索していたことについて】

私たちが捜索したのは約1カ月後からで何も情報がない状態でしたので、時間も経っていたこともあり、かなり難しい状況でのスタートでした。

飼い主さんに、前に来たそのペット探偵さんにやってもらったことを聞くと、200枚くらいポスティング、少しポスター張り、夜から朝まで探してくれたそうです。

あと一日は情報が来たら行きます。

という状態でした。

そこで私たちがやったことは、まずは逃げ込んだ場所にあえて置きエサをやり同時にカメラを設置、6~7か所の置きエサの場所にカメラのお願いをしていき猫のテリトリーの把握など、最大限に効果を発揮できる場所へのポスター張り、会う人ほとんどにチラシを見せいろんなことを聞き、情報が入るようにして行き、郵便のバイクの人や新聞配達の人達、様々な個人店、コンビニやスーパーなどあらゆる所に掲示のお願い、ペットの散歩をしている人に、これでもかというほど聞き込みと、目視やサーマルスコープでの捜索などを全て同時進行で行っていきました。

私たちが捜索をしていて思ったことは、レオ君を捜していることが全然認知されていなかったこと・・・

なので・・・

約1カ月経っていたのもあり、新しくチラシを飼い主さんの電話番号にして作り直して一から同じ場所と被ってもいいのでポスティングを、とても大変ですが、全てはレオ君を無事保護に繋げるために飼い主さんにお願いをしました。

ポスティングは私たちも出来ますが3日間の限られた時間の中でレオ君を無事保護するために、最大限に出来ることを飼い主さんと一緒に協力をしてやって行きました。

例えば「このように聞き込みをするといい」「この高さに貼ると良い」など様々なアドバイスもしていきました。

いろいろやっていて私たちは、レオ君を捜していることが全然認知されていなかったことに疑問を持っていました。

その地域で有名になるくらい、見ています、知っています、と全員が言うくらいに認知してもらう事が大切です。

ポスティングやチラシを貼り直したことや聞き込みをしたことにより、次々と情報が入ってきました。

その中でも衝撃な事実がありました。

それは、迷子猫になって約二週間ぐらいのときの情報で、レオ君が迷子猫になった場所の近くに住む猫好きの方がそのペット探偵さんのチラシをみて、目撃情報を「似ている子がこの家のここを通っていたと」伝えたそうです。貴重な目撃情報なのに伝えた猫好きの方は、適当な酷い対応をされたそうです。

もちろん、飼い主さんにはこの情報は何も聞かされていなかったそうです。

新たに電話番号が変わったチラシをもらったから電話をくださり直接話してくれました。

正直ショックでした。許せない気持ちになりました。

そのペット探偵さんが、本当に迷子猫のレオ君を助けようとする気持ちがあれば、貴重な情報を飼い主さんに一目散に伝えるはずです。

もし、そのときにしっかりと、「どこどこで目撃情報がありました。」と一言伝えてくれていればレオ君はっもっと早く無事保護出来ていたと思います。

私たちなら、情報をくれた方の電話番号や名前を聞き、飼い主さんに伝えて直接聞いてもらいます。もちろん聞いた情報は飼い主さんに伝えてからです。

情報をくれた方の言葉は、どんなに小さなことでも、とても貴重で本当にありがたいことです。

飼い主さんはこの情報を聞き、そのペット探偵さんに何か情報は来ていませんか?と聞いたそうです。

けれど何も来てないですよ。

と言われたそうです。

次の日に、60代くらいのおばあちゃんが似た子が雑木林に入って行くのを見たという情報がありましたと、本当にそのおばあちゃんが連絡をしたのかわかりませんが、結果的にレオ君がいた場所を考えても、その情報の場所はあまりにも遠く、嘘の誤情報を言ってきたのではないかと思います。

どことは言いませんが、本当に助ける気、捜す気はあるのか・・・やっていることを体感してとても信じられなかったです。

チラシをポスティングして、あとは【情報があったら行きます】この言葉も信じられないです。

少しコツなどもありますが、正直ポスティングは誰でもできます。

ペット探偵は、そのときの猫の行動、ヒアリングをして経験を元に捜して【見つけることが一番の仕事】だと思います。

情報が来てから行きますは、捜していない、探偵ではないですよね。プロというのか…疑問に思います。

「この仕事は家族との再会のために困っている人を助けることができる。」とても素晴らしい仕事です。

長々と書いてしまいましたが、他にもいろいろあり、これは残念ながら真実です。

どのように無事保護に繋がったのか?

白色でチラシと書いてある場所はスーパーで、貼って頂くをお願いをしていてすぐに協力してくれて貼ってくれました。

そのチラシを見た方が保護場所付近で見たと連絡を下さり、飼い主さんは保護場所の周りにポスティングをするとすぐに、

うちのレストランに食べに来ているよと情報を下さりました。

しっかりと赤いバンダナに鈴が付いていて確実にレオ君がいることがわかりました。

レオ君を保護できる貴重な瞬間の映像です。

時間はかかりましたがやっと・・・

大切な家族レオ君との再会が出来ました。

涙か自然と出るくらい感動しました。心の底から嬉しかったです。

迷子猫のレオ君の気持ちとは

レオ君をゴルフバックに入れていたけれど暴れるから顔だけ出せるようにと少し開けていたこと、元々家の庭などで少し外には慣れていたこと、このことから、何かに入れられるのが嫌だったのと、車のドアが開いたから外の臭いがしていつもの庭だと思い飛びだしてしまった…

嫌だからいつもの場所、外だと思って出てしまったけれどどこかわからない…本当に迷子猫になってしまったのだと思います。

まとめ

レオ君を無事保護に導くことと、そして無事に保護出来て本当に良かったです。

大切な家族との再会のためにお力になれた事も心の底から嬉しいです。

レオ君に繋がったときは正直、涙が出るほど感動しました。

ペット探偵ペットヘルプを詳しく知りたい方や、迷子ペットや迷子猫を探している飼い主さんに、私達の思いや活動している様子が伝わったら嬉しいです。

私たちが捜索したら何もない状況より、必ずプラスになります。

なぜなら

今までの経験やノウハウ、知識を活かして全力で捜していくことで見つける自信があるからです。

もし、ペット探偵に依頼を考えている方は、ブログ、SNS、ホームページ、クチコミ、直接電話してみて、いろいろな視点で(他社と比較してから)考えてみてください。

大切な家族との再会のために。必ずお力になれます。

そして、困っている人にこんなペット探偵がいると教えてあげてください。

一人で苦しまず素直になって頼ってください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。😸

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この記事を書いた人

迷子のペットを探すプロのペット探偵。(有限会社ペットヘルプ)1997年設立。信頼と実績のある豊富な経験から迷子犬・迷子猫・迷子鳥など、大切なご家族をお捜しします。猫探偵、相談やお問い合わせは「090-3409-0737」まで、お気軽にご連絡ください。

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