福島県伊達市で迷子猫【猫探偵】地震と大雪が重なり、クマもいる最悪な環境で生後7か月の迷子猫モチ君を無事保護することに成功。【ペット探偵】
こんにちは。ペット探偵ペットヘルプのイブキです。
今回は迷子猫の捜索【モチ】くんについて執筆していきます。
本記事を読むことで
どんな人に向けてか
順番に解説していきます。
結論
2022年3月15日に福島県の公園の駐車場で、車からハーネスを付けた状態で降ろしたところ、パニック状態でハーネスなど全てすり抜けて、山の中へ駆け上がってしまって迷子猫になりました。迷子場所から直線距離で約1.2㎞離れた場所で4月15日に発見する事が出来て翌日16日に捕獲器にて無事保護となりました。
モチ君の迷子猫の期間は32日間でした。
私は愛猫モチを外出先にて迷子にしてしまった飼い主です。
迷子になってしまった日、私は一度自宅へ帰宅しましたがモチが心配でしょうがなくて片道30分はかかる道のりでしたが再度捜索へ夜遅い時間に行きました。その日、目撃できても逃げてしまい捕獲できず落胆していました。
まだ近くにいる!
という確信はあるものの、捕獲するための知識は何もない状態。仕事もしながらこれから捜索する日々が始まるんだと思うと途方にくれている自分がいました。片道30分はかかることも考えると、距離もある為睡眠時間を削っての日々になることは覚悟の上でした。そんな時、猫の捕獲方法を検索しているとペット探偵というものが目に入り、はじめはよく分からないところもありなかなか電話出来ずにいました。翌日は3月の福島県沖を震源とする地震があり、丁度問い合わせをしている最中で私はパニックに‥
そんな中でも優しく声をかけ心配して下さったのは今でも鮮明に覚えています。
それから‥勇気を振り絞りお電話したら、なんとまぁ優しい声で問いかけて下さる春子さんの声‥❣️
ヒアリングが丁寧で、何社かに電話していましたが ここにしよう! と、すぐに翌日依頼しました。
それからすぐに出張して下さり、地震後の為宿泊先からは遠い道のりでしたが捜索にあたって下さりました。
1回目は手がかりが掴めなかったものの、チラシを貼ったり配ったりして下さいました。
それからしばらく、個人での捜索をしましたが素人では歯が立たず‥
2回目の捜索を依頼!
そして!奇跡的にカメラを設置しにいこうとしていた探偵さんの前に愛猫が❣️
その後捕獲機を設置、翌日に無事保護できました。
とても奇跡的な結末でしたが、探偵さんの推測は正しく、度肝を抜かれました。本当にありがとうございました😊😭私がこちらの探偵さんに依頼を決意したいと思えたのは、①丁寧なヒアリングから、まだ依頼もしていない段階なのに猫を救いたいという思いが伝わってきたこと。
②地震後ということもあり、モチのことが心配だったこと
③愛猫の命を守りたいと思ったこと
④この子しかいない❣️と、思っている自分がいたこと
⑤お金はかかるが、お金には変えられない大切な命を救う為には命を優先したいと思ったこと。他にもいろいろとありますが、一番強く思った部分をあげました。
私は保護猫を譲渡して頂き、ペットショップで命を購入したわけではありませんが人間と同じ命がそこにあると考えると、躊躇する部分が多々ありましたが結果無事に保護できたことから良かったと思います。私の考えとして‥愛するペットが病気になったらどうしますか?場合によっては多額のお金がかかります。
では、ペットが迷子になった、逃げてしまった!となったら、大半の方が捜索されるかと思いますがなかなか捕獲までいかないこともあると思います。
そんな時、頼りになる存在がペット探偵です。
こちらの探偵事務所さんはオンラインでの捜索依頼も対応しています。
多額のお金をかけるのはちょっと‥と思う方、オンラインの捜索だと探偵さんに来ていただくよりお安くなります。
今迷っている間にも、愛するペットがあなたを待っています。
一度、私のように勇気を持ってお電話してみて下さい。
きっと、お二人が力になってくれます。
迷子猫になった理由
福島県で2022年3月15日に公園の駐車場で車からハーネスを付けた状態で下ろしたところ、パニック状態でハーネスなど全てすり抜けて、山の中へ駆け上がってしまって迷子猫になりました。
飼い主さんによると?
必死に捜索して発見できたものの保護まで出来ず見失ってしまい・・・迷子場所から自宅まで片道30分はかかることもあり、人もいない場所で山の中には猪や熊もいるので、こんな状況でどのように探したらいいかわからず、雪も積もるし大きな地震もあってパニックです・・・
実際の現場↓
周囲の環境とは
山も多く、自然豊かで野生動物がたくさんいました。
迷子になってすぐに震度6の地震や大雪が重なり、閉鎖されたり通行止めが多くありました。
車が事故で動けなくなっている方がいたり、迷子場所まで行くことも困難でした。
プロの推理・分析
現場でヒアリングしながらどのように迷子になったのかを再現していただきました。
再現をしてもらうと、飼い主さんがモチ君にハーネスを付けて地面に下した瞬間にパニックになって暴れてしまい、ハーネスを外して山の方へ飛び込んでしまいました。
この状況を実際に再現してもらいその場所を見ると、モチ君がパニック状態で走り出した理由がわかりました。
それは、獣臭【熊、猪、鹿、狸、狐】など大きい動物から小さい動物までたくさんいたので、その臭いに反応して、危機察知能力【本能】で逃げる判断をしたのだとわかりました。
コロナ禍で公園に人がいなかったことから、熊が公園まで降りてきていて、飼い主さんが逃げて行った山の中を必死に捜しているときに、熊に出会ってしまったりするくらいの危険な場所でした。
このような危険な場所で、迷子猫モチ君が生きる為にはどうするのか?
プロとしてこのように考えました。
それは・・・
生きるためには食べなくてはいけません。
猫にとって水は、雪や雨など、どこでも入手可能なため、生きるためには食料が必須になってきます。
いきなり外に慣れていない迷子猫が、野生動物の多い山の中でずっと隠れたり居座る事は考えずらく、すぐにこの場所は離れるのではないかと予測出来ました。
①野生動物が多い場所からすぐに脱出する
②同じ仲間、猫の臭い、猫のためのごはんのにおいがある場所へ行く
③人間が建てた建物、人の臭いがする場所へ行く
①→②→③の順番で行動していくのではないかと考えました。
さらに画像でわかりやすく解説↓
緑のエリアには人が住んでいる所は少なく、自然が豊かで野生動物が多いため、迷子猫モチ君は緑のエリアはすぐに出ると考えました。
そのため、緑のエリアから赤のエリアへ移動するのではないかと推測しました。
迷子場所から赤の住宅エリアまでは直線距離で約800mでした。
約800mありますが、経験上だと迷子猫でもこのぐらいの距離は移動可能なので、最終的には赤の住宅エリアに行く可能性があるのではないかと考えて、赤の住宅エリアを重要ポイントとして捜索を進めていくことにしました。
どのように捜索していったのか
初めに時間をかけて細かくヒアリングをしていきます。
なぜなら・・・
迷子になってしまった原因によって、近くにいるのか、遠くにいるのか、その子の目的は何なのか?原因によって捜索の仕方が変わってきます。
ヒアリングを基に、まだ近くにいるのかの確認と同時に、今、無事保護する為に何が1番必要なのかを確認していきました。
モチ君はパニック状態でハーネスなど全てすり抜けて、山の中へ駆け上がってしまって迷子猫になっています。
モチ君の場合は、迷子になった場所が野生動物の多い山の中だったので、山の中にずっと隠れたり居座る事は考えずらく、すぐにこの場所は離れるのではないかと予測出来ました。
けれど、いきなり遠くだけを見るのではなく、確実にいるのかいないのかの範囲を徹底的に潰すように、まずは近くからカメラの設置をしつつ範囲を広げることも視野に入れながら、捜索をしていきました。
近辺を捜索したり聞き込みをしていくと、山の付近で猫を発見することが出来て、行動を観察していると、山の中にあるお宅に置きエサがありました。
置きエサがあれば、その都度カメラの設置許可を貰って設置をさせていただいたりしました。
迷子場所から保護場所までの直線距離で約1.2㎞内には約20台のカメラをそれぞれ設置をしていきました。
実際にトレイルカメラを設置している様子です↓
空き家の下から部屋の中まで入れてしまうような所がありました。
このような所は雪や雨が降っていても安全に凌ぐことが可能です。
迷子場所には猫がいなく、状況を見ながら閉まらないような仕掛けをして、モチ君専用に捕獲機とトレイルカメラを設置しています。
このようにいろんな可能性がある場所に設置をしていきました。
出来ることを一つ一つ丁寧に継続をしたことで、約1カ月後に発見することが出来ました。
実際に発見したときの状況は、雨が降っている中でしたが、カメラを確認をしようと車で移動中に、迷子猫モチ君を発見する事に成功しました。
そのときの写真がこちら↓
一瞬の出来事で間に合わなくブレてしまいましたが、モチ君と目が合ってお互いにビックリしている感じがしました。
その後、すぐに付近を捜索すると再度発見する事が出来ました。
雨を凌いでいるモチ君↓
時間をかけて落ち着いて効果的に対応していきました。
すると、雨が止んだタイミングで出てきてくれました↓
警戒はしていましたが、チュールを食べてくれるところまで近づくことが出来ました。
効果的に時間をかけて対応したことで、あと少しで直接の保護が出来そうな状況でした。
けれど、雪や雨が降るような寒い中で、あまりごはんを食べれてなく心配でしたが・・・
モチ君は、もの凄い元気で、イタチやヘビを追いかけまわして遊んでいました。
イタチはモチ君に追いかけられて、設置していた捕獲機に逃げ込むように捕獲機に入ってしまうというハプニングが発生してしまいました。
イタチ↓
よく聞き込みをしていたりすると、イタチに猫が襲われているとよく聞いていたのですが、カメラを設置したり、実際に様子を見てみると、遥かに猫の方が身体能力が高く、逆に追いかけるような立場なのかもしれないと思いました。だからこそ、昔から猫は人の見える所でも堂々としていられているのではないかと思いました。
モチ君がイタチを追いかけて、イタチに警戒する大きな声で怒られてビックリしている様子のモチ君です↓
イタチ↓
捕獲機にモチ君は入っているのですが、あと一歩…踏板を踏めば保護出来る所だったのですが、ごはんよりイタチに夢中で、捕獲機の中でUターンしてイタチを狙っていました↓
元気すぎるモチ君でした。
この後、深夜に捕獲機に入り、無事保護することに成功しました。
無事保護出来て本当によかったです。
迷子猫のモチ君の気持ちとは
最初は野生動物がたくさんいる中で臭いに反応して、かなりのパニックだったと思います。
迷子猫になってから、過酷な環境の中でモチ君は生きるために、猫がいる所やごはんがある所を目指して進んでいくしかない状況で、必死に生き抜いていたのだと思います。
食べて寝ることが出来てからは、好奇心旺盛で小さな野生動物を追いかけていたりして遊んで楽しく出来ていた部分もあったかもしれません。
お家に戻ってからは飼い主さんと幸せに暮らしています。
落ち着いて寝れている表情を見れて、とても嬉しいです。
まとめ
モチ君を助けることが出来て本当に良かったです。
ペット探偵ペットヘルプを詳しく知りたい方や、迷子ペットや迷子猫を探している飼い主さんに、私たちのや活動している様子が伝わったら嬉しいです。
なぜなら
もし、ペット探偵に依頼を考えている方は、ブログ、SNS、ホームページ、クチコミ、直接電話してみて、いろいろな視点で(他社と比較してから)考えてみてください。
大切な家族の一員です。
命がかかっています。
そして、困っている人にこんな熱いペット探偵がいると教えてあげてください。
一人で苦しまず素直になって頼ってください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。😸
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