神奈川県三浦市で迷子猫【猫探偵】2階屋根から飛び降りてしまった迷子猫をプロのペット探偵が推理して無事保護へ導く事に成功しました!
こんにちは。ペット探偵ペットヘルプのイブキです。
今回は迷子猫の捜索【とらちゃん】について執筆していきます。
本記事を読むことで
どんな人に向けてか
順番に解説していきます。
結論
神奈川県三浦市で1月17日から迷子猫の《とら》ちゃん、効果的に仕掛けたトレイルカメラにて1月21日に写すことに成功し、最終的には1月22日に捕獲器にて無事保護出来ました。
とらちゃんの迷子猫の期間は5日間でした。
飼い猫のとらが迷子になってしまってから、2日目にペットヘルプさんに搜索を依頼しました。
ベランダの窓が開けっぱなしになっていてそこから屋根に移り、無理に捕まえようとしてしまったため、パニックなまま外に飛び出してしまいました。
生後6ヶ月程で、避妊手術をしておらず、家の周りがほぼ森。完全家猫で、外に、放し飼いの猫ちゃん達も多く狸などもいたためすごく心配で、思い切ってペットヘルプさんに捜査を依頼しました。
最初の電話相談で、軽く、逃げたときの状況の確認・とらの特徴などの確認を、丁寧で温かく対応をして頂き、ここにお願いしたいなと強く思いました。
その翌日に、実際に自宅に来て頂いてヒアリング・カメラの設置・聞き込み・匂いの付け方・帰ってきやすい状況の作り方など教えて頂きました。
ヒアリングから、とらの今の予想される状況や逃げたと思われる経路を地図から予想、その他も猫の習性や考えに基づいた匂い袋などの置き方だったり、エサの置き方だったりを教えて頂き、すごくすごく心強かったです。全て丁寧な対応で、捜索が終わった後もLINE電話で相談に乗ってくださり、心配していることにひとつひとつに丁寧に答えてくださって、とても安心することができました。
教えて頂いたことを実践して、チラシのポスティングなどをすることで、とらのためにしてあげられることがあるということが嬉しく、実際に何人かの方がチラシを見て連絡をしてくださったり、一緒に探してくださったりして本当にやってよかったなと思いました。
2日目の搜索で、ペットヘルプさんが足跡を何個か発見し、その近くにエサとカメラを設置して頂きました。
1日目に設置していた、カメラにとらが写っており、捕獲機とカメラ2台を追加でお借りしてとらの捕獲をしました。
その際も、カメラの位置・捕獲する際に気をつけなければいけないこと・確認しに行く時間など様々なことを教えて頂きました。捕獲機を仕掛けてから、2日目でとらが中に入ってくれて、お家に無事帰ってきててくれました。
ペット探偵さんに頼んでも、捕獲機を最初から置いていくだけの人や、途中で連絡が取れなくなる人など良くない対応をされることも少なくないと聞きます。
ですが、ペットヘルプの春子さんと、いぶきさんはすごく親身になって、とらが家に帰って来れることを1番に考えてずっと動いてくれていました。
もし依頼していなかったら、とらはまだお家に帰ってきてくれていなかったと思います。
本当にペットヘルプさんに依頼してよかったと心から思っています。値段や、どこに頼んでいいのかどうかで迷っている方は是非一度電話相談など、ペットヘルプさんにしてみて欲しいです。
迷子猫になった理由
神奈川県三浦市で1月17日に、自宅2階のベランダの窓が開けっぱなしになっていて、とらちゃんがベランダから屋根に移動してしまい、そこで慌てて無理に捕まえようとしてしまったため、パニック状態で外に飛び降りてしまい迷子猫になっていました。
飼い主さんによると?
とらちゃんは、完全家猫の生後6ヶ月程で、まだ避妊手術をしておらず、家の周りが、ほぼ森のような環境で放し飼いの猫ちゃん達も多く、狸など野生動物が暮らしているためすごく心配です・・・
実際の現場↓
このように窓を閉め忘れてしまい、開いている所からとらちゃんがベランダに出てしまいました。
とらちゃんは、ベランダから屋根に移動してしまい、捕まえようとしてしまいパニック状態で屋根から飛び降りてしまっていました。
周囲の環境とは
森が多く自然豊かで野生動物がたくさんいました。
リス↓
捜索していると、たくさんのリスや野鳥など、野生動物を見る事が出来る自然豊かな環境でした。
また、とらちゃんと似ている同じ模様のキジシロの子が多くいました。
初めて見る人からすると、模様がよく似ているので、迷子チラシから誤情報が入ってしまう可能性もありました。
迷子猫とらちゃんに似ているキジシロ達です↓
プロの推理・分析
現場でヒアリングしながらどのように迷子になったのかを再現していただきました。
再現をしてもらうと、飼い主さんが2階屋根で捕まえようとして、その時に手を血が出る程嚙まれてしまい、とらちゃんはパニック状態で飛び降りていて、屋根の上から、とらちゃんの走る姿を見たのが最後でした。
画像で解説↓
迷子猫とらちゃんは飼い主さんの手を血が出る程嚙んで飛び降りてパニック状態で走っているので、とらちゃんが落ち着くまでは近くで身を潜めている可能性が高いのではないかと考えました。
また、自然豊かなこともあり、野生動物や外で暮らしているような猫も多くいたので、動きずらい状況になりやすいとも考えられました。
どのように捜索していったのか
初めに時間をかけて細かくヒアリングをしていきます。
なぜなら・・・
迷子になってしまった原因によって、近くにいるのか、遠くにいるのか、その子の目的は何なのか?原因によって捜索の仕方が変わってきます。
ヒアリングを基に、まだ近くにいるのかの確認と同時に、今、発見・保護する為に何が1番必要なのかを確認していきました。
とらちゃんの性格は、好奇心旺盛でよく外を見たりする事が好きな子でした。
今回はたまたま開いてしまっていた窓から、ベランダに興味本位で出てしまったのではないかと思います。
ヒアリングから考えると、ストレスを感じている事は考えずらかったので、家出ということではなく、興味本位でベランダに出て見たけれど・・・飼い主さんが慌てて捕まえようとしてしまった事からパニック状態で迷子になっていたという事だと考えられました。
少し難しいですが・・・迷子猫とらちゃんは脱走しようとして脱走したわけではないということです。
そのため、とらちゃんが今どこでどうしているのか?を考えると、パニック状態で近くで隠れられる所へ隠れている可能性が高いと思ったので、迷子猫とらちゃんに安心してもらえるように、自宅近くから離れないで貰えるように臭いの仕掛けをまず初めにしていきました。
とらちゃんのためにした仕掛けとは
・おしっこの砂を効果的に置いてあげる
・ごはんを効果的に置いてあげる
・トレイルカメラを効果的に6台設置
・残り湯を効果的に撒いて溜めておいてあげる
・とらちゃんの臭いが付いたものを出してあげる
・自力帰宅出来るように窓を効果的に開けてあげる
実際に設置している様子です↓
トレイルカメラで全ての方向へ向けて、少しでも自宅に近づけばわかるように様々な角度で設置をしていきました。
自宅敷地内だけではなく、猫の道となるような可能性がある場所や猫のために置いている置きエサがあればカメラの設置のお願いをしていきました。
結果的には、猫の道となる場所にトレイルカメラを設置したことで、ここのカメラに迷子猫とらちゃんを写すことに成功しました。
猫の道となる場所ということもあり、この場所のカメラには他の猫も写っていました。
映像を分析して、どこに行きどこで隠れているのかを考えていきました。
とらちゃんが写った時の映像です↓
この一つの映像から分析できる事とは・・・プロ目線で解説
・どの方向から来たのか
・最後はどの方向へ行ったのか
・走っているという事
・どこを見ていたのか(顔の向き)
そして、カメラの映像を確認する前の話ですが、初日に来てすぐに最初にヒアリングをし、効果的に様々な仕掛けをしてから、周囲の環境などの確認をしているときに、ある事が気になっていました。
気になっていたことは2つあり、1つは迷子猫とらちゃんは未避妊のメス猫ということと、2つ目は自宅付近にはあまり猫は来ないと聞いていたことです。
あまり猫はこないと言われていた場所に、おそらく去勢をしていない大きなオス猫がいました。そのオス猫に注目して観察をしていると、そのオス猫も何かを観察しているかのように、座ってある場所の方向を見つめていました。
何かを見つめているように座っていたオス猫↓
結果的に、最初に気になっていたことが全て繋がりました。
それは、とらちゃんが未避妊のメス猫のため、メス猫の臭いを嗅ぎつけて普段来ない場所(とらちゃんがいる場所)にオス猫が来ていたということになり、また、オス猫が見ていた場所は迷子猫とらちゃんが隠れていた場所でした。
カメラの映像から分析をして、可能性がある敷地内に入って捜索をすると、足跡を見つけることが出来ました。
その足跡は濡れていたので、まだ時間が経っていないものだとわかりました。
実際の足跡↓
この敷地内に少なくとも自分達が見ている限りはオス猫の姿しか見ていなく、そのオス猫は外から見ているだけで、中には入っている様子はありませんでした。
濡れている足跡は時間があまり経っていないという事になりなります。
とらちゃんがカメラに写る前に雨が降っていたので、迷子猫とらちゃんの可能性が高いと判断し、トレイルカメラとごはんを設置すると、とらちゃんを写すことに成功しました。
ここに隠れていると特定が出来たので、捕獲機を効果的に設置をしていきました。
とらちゃんが隠れていた場所は大きな物置のようになっていて、階段を登れば二階に行くことが出来て、資材などがたくさんあり、雨や寒さを凌ぐ事が容易に出来る場所でした。
迷子猫とらちゃんをカメラに写すことに成功したので、すぐに捕獲機を仕掛けたい所ですが、オス猫も近くにいたので、他の子がとらちゃんが隠れている場所で捕獲機に入ってしまうと、とらちゃんが捕獲機の事を危険な物だと判断して離れてしまったり、警戒されてしまう事に繋がるリスクがあったので、捕獲機は設置するのですが、最初は捕獲機の中のごはんを食べても作動しないように工夫をして仕掛けました。
とらちゃんが捕獲機の中にに入ってごはんを食べているのを確認出来たので、作動するように仕掛けた所、無事保護することが出来ました。
実際にとらちゃんが捕獲機に入っている映像です↓
とらちゃんは、1度、捕獲機の中のごはんを食べても閉まらないように工夫しているときに、ごはんを食べることが出来た経験をしているので、作動するように仕掛けをした2度目も映像でわかるように、あまり警戒しないで捕獲機の中に入ってくれているのがわかると思います。
このようにすることで安全に、とらちゃんを無事保護する事が出来ました。
ペットヘルプ流の捕獲機を仕掛けるタイミングについて
①飼い主さんが直接見れたとき
②カメラに写ったとき
③確実な目撃情報がはいったとき
この3つのどれかが達成されている時に、初めて捕獲機の出番が来ます。
ペット探偵ペットヘルプでは、迷子ペットの様々な状況に合わせて、その子の気持ちを第一に考えて無事保護へ向けて動いています。
一部の団体ボランティアさんなど、他のペット探偵・猫探偵さんの多くは、すぐに捕獲機を設置をされる事が多いですが、迷子猫が離れてしまう事に繋がったり警戒されてしまうリスクが高いので、なるべく慎重に捕獲機は使っていった方がいいと思います。なぜなら、闇雲に設置した捕獲機によって、遠くに行ってしまったり、事故に繋がってしまった経験があるからです。
迷子猫のとらちゃんの気持ちとは
最初は、窓がたまたま開いていて外の臭いがするから、好奇心でベランダに出ていたけれど、パニック状態で飛び降りてしまって、怖くて近くの生活音が静かな場所に隠れたのだと思います。
臭いを効果的に設置したり隠れ場所から来やすい猫の道にごはんを置いたことで警戒心を持ちながらも勇気を振り絞って食べに来たのではないかと思います。
大切な家族と安心して寝れている表情が見れて嬉しいです。
無事保護出来て本当によかったです。
まとめ
とらちゃんを助けることが出来て本当に良かったです。
ペット探偵ペットヘルプを詳しく知りたい方や、迷子ペットや迷子猫を探している飼い主さんに、私たちのや活動している様子が伝わったら嬉しいです。
なぜなら
もし、ペット探偵に依頼を考えている方は、ブログ、SNS、ホームページ、クチコミ、直接電話してみて、いろいろな視点で(他社と比較してから)考えてみてください。
大切な家族の一員です。
命がかかっています。
そして、困っている人にこんな熱いペット探偵がいると教えてあげてください。
一人で苦しまず素直になって頼ってください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。😸
SNS情報
Twitter&Instagramフォローよろしくお願いします!!
【LINEの無料サービス】オープンチャット
青文字をタップして参加‼「イブキ@ペットヘルプファミリー」
普段の活動の様子やお知らせなどを主に投稿してます。
お気軽にご参加どうぞ🥰
コメント